吉祥寺トーストマスターズクラブの元メンバーで、現在はアメリカのクラブに所属されている橋本さんより、世界大会、特にコンテストのレポートと写真をいただきましたので、掲載いたします。
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先日シカゴで行われた2018年の世界大会を観戦して来た感想をシェアします。
8月22日~25日で行われた世界大会(国際大会)は、世界各地からコンテストを勝ち抜いたスピーカーが、世界一の座をかけて集うトーストマスターズ最大のイベントです。
準決勝は10組計106名の強者が各組一位(決勝出場権)を争い、渾身のスピーチを披露します。
そして聴衆は準決勝の1日を通して三組分、約30本ものスピーチを楽しむことができます。(どこの組を観戦するか迷うのも世界大会の楽しみの一つかも知れません。)
文化やバックグラウンドの全く違うスピーカー達が繰り広げる多種多様で素晴らしいライブを、1日に30本も直に楽しめるなんて、トーストマスターズ会員にとってこれ程嬉しい事はそうそうありません。
ちなみに、国や文化が全く違う人達でも、家族に纏わる話では、夫の頑固な意地をからかったり、妻や母親には頭が上がらなかったり、息子娘の反発に苦労したりと、聴衆を笑わせる、あるいは共感させるポイントがとても似通っていた事には驚きました。
文化は違えど、人間感じるものは同じなんだなぁと笑ってしまった瞬間でした。
決勝は各組で勝ち残った10名で、最終日に行われます。もちろん会場は超満員。そして大きなステージと巨大スクリーン。
それでも、スピーカー達がステージに立って話始めると実際よりも大きく感じるから不思議です。
世界レベルのパフォーマンスを肌で感じられた事は私のとても貴重な経験になりました。
来年はアメリカのデンバー、再来年はフランスのパリで開催されるそうです。
皆さんも機会を作って是非足を運ばれては如何ですか?
チャンピオンスピーチが動画よりご覧いただけます。