クラブからの活動投稿

オキオラターズトーストマスターズクラブがチャーターしました!

オキオラターズの始まりと成長の過程について

オキオラターズトーストマスターズ会長
アルフレッド・メイヤーズ

2006年に、私と妻は ドイツのヴィースバーデン市にあるワードウィーバース・トーストマスターズクラブに招かれました。 このクラブ訪問で起こったことはとても印象的でした。 翌月このクラブに入会し、6月9日に自己紹介である課題1「アイスブレイカー」を行いました。 私はそのスピーチに対しての論評をいただき、とても励まされ前向きな気持ちになりました。 2007年1月17日に私は課題5のスピーチを終え、次の課題の準備を始めました。 残念ながら、私達は日本の沖縄への転勤辞令を受けたため、2007年3月に新しい家の準備やその他の仕事をこなすために、ペットと共にキャンプフォスターに赴きました。地元の雑誌を読んでいて、基地内の教会の別館でパシフィックパールズトーストマスターズクラブが例会を持っていることを知りました。私は夏の間に数回見学し、会員達と知り合う機会をもちました。たとえ、このクラブが定足数を満たしていなくても、私はもっと頻繁に参加をするつもりでしたが、私のスピーチの経験が十分でないことから、例会内の役割を与えてもらえずあまりよい気持ちはしませんでした。また、私のトーストマスターズへの復帰申請書に対する返事は数ヶ月も無いままでした。しかも、毎回クラブの参加者は4,5人ほどであり、その内の2人は新会員でした。私はクラブに行くことを止める決断をし、その時間を地域のボランティアに当てることにしました。

最後の訪問の時に、私はクラブの会長がクラブの解散を計画していることを知りました。解散するのならば自分にクラブを任せてほしいことと、クラブを新しい会員で再開することを提案しました。しかし会長は新しい会員でクラブを再開することは良い方法ではないと感じたようで、結局合意に至ることはありませんでした。私の経験が十分でないことは確かではありましたが、適任者というのはそのようなものではないはずです。私はトーストマスターズの教育システムを熟読して、新しい会員で再開することは不可能ではないと確信しました。私は前向きに考え、数ヵ月後にトレーニングを受けたいと望む人達や向上心のある人達のためにトーストマスターズクラブの紹介を始めました。

その後、私は出会う人ほぼすべてにクラブについて話しました。その多くの人々が興味を示したのです。このようなことを繰り返している後に、国際本部に沖縄にクラブ立ち上げを申請することにしました。私は国際本部のウェブサイトにて情報を集めてみました。クラブをスタートする準備も整い、沖縄に新しいクラブを発足させるための申請を行いました。国際本部は、ディストリクト76(日本)の鈴木マーケティング担当副ガバナーを紹介してくれました。

鈴木副ガバナーは、私と同じ考えを持つ方を紹介してくれたが、残念なことにその方は健康上の理由により活動を断念されていたのです。しかし、私は引き続き、アメリカ人、インド人、沖縄の地元の日本人、県外出身の日本人、中国人にクラブの紹介を行いました。私たちのクラブは現在の沖縄の地域社会をそのまま表しています。

私は、沖縄の地域に貢献したいと希望していましたので活動にかかる費用のすべては私が負担しました。

私と妻は、掲示板にクラブの案内を掲示し、また米軍基地の内外で友人達に口コミを使って宣伝しました。私は、米軍の関係者とアメリカ人に、このクラブが英語のプレゼンテーション能力を向上させるための低コストの機会であることを知ってほしいと思いました。

興味を持った人々からメールが届き始め、2ヶ月で40人の名前が集まりました。27人の新規会員と2人の復帰会員が新しい冒険に出発する準備を整いチャーター申請を行いました。また、現在韓国在住のDTMジョエル キャンベル氏からも会員を一人紹介をいただきました。その他にもクラブに参加を希望する人がおり、2011年1月13日現在で2人がクラブでの入会審査待ちという状態です。さらに今年の末までには、このクラブを二つ、ないし三つのクラブに分割することをができるとと確信しています。

鈴木副ガバナーのご助力と会員の尽力により、最初の例会を空軍嘉手納基地内で持つことができました。この会合では、会員に対してトーストマスターズの標準的な運営方式の紹介やどのように沖縄にトーストマスターズを展開するかということについてのオリエンテーションを行うことができ成功を収めました。私は、英語を話す会員をメンターとして配置して、英語を話すことにまだ恥ずかしさを感じている会員のサポートをお願いしました。クラブには10人の地元の会員と19人のアメリカ軍関係者が所属しています。

しかし、軍施設内で会合を持つことは、地元の会員にとって入場手続き上の困難さがあり、また、中国国籍者はアメリカ軍施設に立ち入ることができないという問題があります。このこともあり、例会を軍施設外で持つことに致しました。今後私たちオキオラターズトーストマスターズクラブにとっての「家」と呼べるにふさわしい場所を見つけるまでいくつかの場所を試してみることになるでしょう。オキオラターズトーストマスターズは日々前進しているといえます。

これらは有意義な経験ですが、あらゆる機会を利用してよい広報宣伝を行うためには他の活動から時間を捻出してやり抜くという意思が必要です。ここ沖縄に他にもたくさんのトーストマスターズクラブが生まれ、その母体がオキオラターズとなることを心待ちにしております。

Oki Orators Charter Ceremony

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