Q.現在のご職業と入会の動機について聞かせてください。

仕事はマーケティングリサーチをしています。メーカーを主な顧客都市、商品の売上動向調査やプロモーションの効果測定などにより、マーケティング戦略立案の支援をしています。トーストマスターズに入会するきっかけは、仕事でプレゼンの機会が増えてきた中で、「もっとうまくプレゼンできるようになりたい」と思ったためです。正直、人前で話をすることは苦手でしたが、だからこそ苦手を克服したいという気持ちもありました。 仕事の都合で週末の方が参加しやすく、仕事では外資系企業に英語を使うこともあったことから、土曜の午後に開催しているバイリンガルのクラブを見学しました。見学してみると、同世代の人や優しい人ばかりで、暖かく、ほっとできる空間でした。また、スピーチがうまい人も多く、ここでなら、自分ももっとうまく話せるようになれると感じ、入会しました。

Q.入会後の感想、またどのように練習、上達していきましたか?

トーストマスターズには、コンテストがあります。クラブのメンバーが真剣に取り組んでいるのをみて、私もコンテストに興味を持ちました。コンテストに参加することで、せっかく参加するのだからと、さらに必死に練習するようになりました。コンテストに挑戦する過程で、さまざまなクラブでも練習させていただきました。普段仕事をするだけだとなかなか出会えないような、業種や年代の人ともご縁をいただけたことも、トーストマスターズで活動していてよかったと思えたことです。トーストに入会したばかりのころは、ほかのメンバーが当然のようにやっていた、「メモを見ずに話すこと」「スピーチ中にジェスチャーを取り入れること」など、難しく感じていました。それでも、先輩方が、私が懸命にやっていることを認めてくれたうえで、どうやったらできるようになるかフィードバックをくださりました。それらが励みになり練習を続けているうちに、少しずつ、スピーチを上達させることができたと思います。

Q.最後に現在の心境と入会を検討しているみなさんへのメッセージをお願いします。

トーストマスターズに入会して3年が経ちました。スピーチの練習を積み重ねた結果、苦手であった仕事でのプレゼンの心理的なハードルを下げることができました。プレゼンへの苦手意識が減ったことで、仕事でもプロジェクトリーダーに手を挙げるなど、新たに挑戦する勇気をもらえました。また、プレゼンに限らず、トーストマスターズではどういう声で、どういう表情で話すと伝わるのかといった、話し方のトレーニングもできるので、社内でのコミュニケーション全般にも生かすことができたと思います。スピーチの上達を感じられ、仕事にも生かせる、さらには魅力的な仲間とも出会える。そんなトーストマスターズに、気づいたら夢中になっていました。「もうちょっとうまく話せるようになりたいな」「新たな仲間がほしいな」など、少しでもトーストマスターズの活動に興味を持ってくださったら、ぜひゲストとして参加してみてください。みなさんといつかお会いできるのを楽しみにしています。

みなさんへのメッセージ