Q.現在のご職業と入会前の印象をお聞かせください。

仕事はエレクトロニクス商社で、電子部品の提案営業と、開発業務を担当しています。そのため、お客様と対面して製品を売り込んだり、ソリューション提案でプレゼンを行う機会があり、より分かり伝えるためにプレゼンテーション技術の必要性を感じていました。 トーストマスターズとの出会いは、受講したプレゼン研修の講師がトーストマスターズクラブの経験者で、その方から教えてもらったのがきっかけでした。インターネットで職場から一番近いクラブを探し、見学の申し込みを行いました。 最初の見学は、みなさんのスピーチのレベルが高く自分には難しいかなと思いましたが、2回目、3回目と見学していくうちにクラブの雰囲気に慣れていきました。クラブが英語と日本語のバイリンガルクラブだったのですが、他のメンバが英語でスピーチをしているのを聞いて、ハードルが高いと感じていました。 そんな時、クラブの先輩から「仕事と違って失敗しても許される場所だから失敗してもいいよ」と聞いて、チャレンジしようと思い入会を決めました。

Q.入会後、どのように練習をし、スピーチを克服していきましたか?

入会後、一本目のスピーチは、直前まで何度も作り直して練習していて30分前までカラオケの個室に入って練習していたのを覚えています。メモを見ながらでしたが聴いているメンバーの反応がよく、スピーチを終えると周りから拍手で称賛してもらえました。 また、教育プログラムにある「ボーカルバラエティ」では、声の大きさやスピーチの「間」などで自己表現を行うスピーチに挑みました。自分を表現するために無我夢中でスピーチを行ったときに緊張を乗り越えることができたと感じました。 こうしたスピーチの練習は、物事を的確に伝えることに役立っています。また、仕事でも昔みたいに緊張することもなくなり、急な質問が来ても対応できるようになりました。

Q.トーストマスターズで学べるリーダーシップとインタビューをご覧いただいているみなさんへメッセージをお願いします。

また、トーストマスターズクラブはリーダーシップを経験することができます。 所属クラブの会長を務めたり、スピーチコンテスト全国大会の委員長を経験する機会がありました。特に、コンテスト全国大会では、クラブの枠組みを超え、多くのメンバに助けてもらうことで課題を解決していき、コンテストを成功させることができました。このとき 、多くの人を巻き込むチカラ、先頭を走り続けることが、リーダーシップであることを感じました。多くのメンバと達成感を共有するということがすごくいい経験になりました。こうした経験からリーダーシップを実践する機会の重要性を感じています。 ここで学んだリーダーシップは仕事でも活かされています。 仕事の取り組みも自動的に作業を割り振られるのではなく、自分で手を挙げることで主体的に考えられるようになりました。 トーストマスターズクラブは、スピーチを通したコミュニケーションとリーダーシップが学べます。 自分に自信のない方、更なる自己成長を考えている方は、トーストマスターズクラブで自分と同じ目的を持った仲間を見つけることができます。ぜひ一度近くのクラブを見学してみてください。

皆さんへのメッセージ