東京インターナショナルトーストマスターズクラブ(TMC)所属のA坂さんから、初めての例会の様子についての寄稿です。
ちょうど1年ほど前『プレゼンテーションzen』という本でトーストマスターズを知り,Webで検索してこのクラブに見学に来ました。
最初に見学に行った時はトーストマスターズのことをほとんど知らず、緊張しながら参加したことを覚えています。
ベテランメンバーがトーストマスターズのことを丁寧に説明してくれ,緊張しつつもフレンドリーな雰囲気を感じたことを覚えています.
しかも今まで説明してくれたそのベテランメンバーの方が,その日のスピーカーだったことにびっくり。「えっ,今日スピーチするのに緊張してないの?」
さらにそのスピーチが「すっぽん」の話で「えっ,こんな面白いスピーチをするの!?」と2度びっくり。スピーチと言えば政治とか経済とか固いスピーチをするものだと思っていた私は目からうろこ状態でした。
ただその日はレベルの高さに打ちのめされ,「入ってもついていけない」とトーストマスターズに惹かれつつもためらいのある状態でした.
とりあえず2回目,3回目と見学を重ね,2次会にも参加してみて,皆さんフレンドリーに接してくださるし,なじめそうかなと思い入会を決意したのでした。
あれから1年。
当初の1年の目標は「スピーチ10本とすべての役割を経験すること」というちょっと大げさな目標でしたが、結果は「スピーチ5本とすべての役割を経験」。なかなかいい結果だと思っています。
トーストマスターズにはスピーチ以外にも司会やスピーチを論評する役割などいろいろあり,その役割から学ぶこともたくさんあります。それにスピーチがなくても他の人のスピーチを聞くことで学ぶことも多いです。また、(東京インターナショナルTMCは)バイリンガルクラブなので英語でのコミュニケーションも学べます。
仕事で疲れていても参加すれば頭がリフレッシュして元気になれる、そんなクラブだと思います。