トーストマスターズのみなさん (2020-02-15)

新型コロナウイルスについて緊張感の中で、正しい情報を配信するため、正しく行動するために、国際本部の地域担当Gauriさんと国立感染症研究所室長、米国疾病対策センター(CDC)客員研究員でもあった加藤茂孝さんと相談しました。

結論は、現時点は従来通りコンテストを進めることです。

情報は日々変わりますので、まず、注目して欲しいのは 厚生労働省が出している情報 (https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html)と、 WHOが配信している情報(https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019)です。

国際本部の地域担当Gauriさんのコメント:
コロナウイルスに関してWHQと理事会と常に連絡を取り合っています。特に日本の対応においては、日本はまだ緊急停止を求めていません。ビジネスも正常で動いていると思います。これが今後変化する場合、国際本部はD76にも特別な例外を許可することを検討しますが、現時点では許可しません。

専門家である加藤茂孝さんのコメント:
今年の流行が終息するまでは確実なことは言えませんが、私は季節性インフルエンザの対策と同じで良いと思っています。
① 良く手を洗う(可能なら、会場に消毒用アルコールボトルを置く。このウイルスはアルコールやせっけんに弱い)
② 咳をしている人はマスクを(咳エチケット)、うがいはあまり効果がないので特に勧めない(喉しか洗えなくて、鼻腔や気管支までは洗えないので)

お願い:
各コンテストに以下のような案内の徹底をお願いします。

感染症対策へのご協力をお願いします
▸多くの方が集まるイベントや行事等に参加される場合、お一人お一人が咳エチケットや頻繁な手洗いなどの実施を心がけてください。
▸ご自身の体調不良の場合は決して無理をせず、静養につとめてください。
▸2020年2月15日時点では新型コロナウイルス感染症の陽性・陰性を迅速に判定する手段がありませんが、将来、そうした手段が普及し、明らかに罹患したことが判明した場合は、コンテストへの出席をお控えください。参加予定のご自身だけでなく、ご家族が罹患した場合も、コンテストを欠席する方向でご検討ください。
▸政府・地方自治体によるイベント開催自粛要請などが行われた場合は、イベントそのものの開催を見直す場合も想定されます。その際は、ディビジョンはディビジョンディレクターが、エリアはエリアディレクターが判断し、関係者・参加予定者に周知することといたします。
▸何よりも、正確な情報・情報源が確かな情報に基づいて判断・行動をお願いいたします。

コンテスタントの皆さまへのお願い
コンテストでスピーチを披露されるコンテスタントの皆様には特に、以下の点にご留意ください。
▸コンテスト当日、ご自身の体調不良の場合は決して無理をせず、欠場いただくようお願いします。
コンテストの欠場はたいへん辛い判断にはなりますが、感染症拡大防止の観点で、ご理解・ご協力をお願いいたします。
▸ひとつの判断基準として以下の項目があります。これに該当する場合は欠場をお願いします。
  ▪発熱(37.5℃以上)および呼吸器症状(咳・呼吸困難等)がある
▸日頃から体調管理・感染予防につとめていただき、コンテストスピーチの瞬間に最高のパフォーマンスが出せるように万全の体勢でご準備ください。

では、みなさん、常識の範囲でコンテストを楽しんで、盛り上げましょう!

感染症対策に関するお知らせとお願い お知らせ一覧