（Japanese Only）

みなさま、こんにちは。このたびのDistrict７６春季大会では多大なるご支援、また心温まるコメントをいただきありがとうございました。勝ち進んでいく中でいただいた励ましやアドバイスは気づきや、やる気をいただきました。

私は２年前の夏、当時浦和クラブのメンバーだった松尾未希さんからお誘いいただき、軽い気持ちで例会を見学したのですが、その内容の素晴らしさに衝撃を受けて即日入会を決めました。その後まもなくの２０１３年秋季大会で、松尾さんが優勝され、「いつかあのステージに立ちたい！」と思い、その後一層トースト熱が高まっていったことを覚えています。
とはいえども、浦和クラブは強者揃いです。CC終了までの１０回のスピーチの中でベストスピーカー賞をいただいたことは一度もありません。「すてきなパートナー」は昨年の暮れ「楽しませるスピーチ」という目的で披露し、初めてベストスピーカー賞をいただきました。それに気をよくした私は「よし、今度の大会はこのスピーチでいけるかもしれない！」と思ったのです。
しかし、内容はとても内々のことでメッセージ性はあるのだろうかと悩みました。最後までそこが気にかかるところでしたが、今回いただいたコメントの中にその答えはありました。
例えば、「今、パートナーを捨てようか迷っていましたが思いとどまることにしました。」といった内容のコメントをいくつかいただきました。これらのコメントこそ私が望んだことでした。私の経験は誰にでも起こりうることですが、捉え方を変えるだけで人生は大きく変換するでしょう。
よく言われることですが、「相手を変えるのではなくまずは自分を変えること」そうすることでまた笑顔が見られると信じています。

「ヒーローズジャーニー」にのせて
このスピーチは勝ち進む中で原稿を何度も練り直しています。ノンフィクションですから内容自体は変えることはしていませんが、構成はクラブのみんなで作り上げていきました。
その中で、「ヒーローズジャーニー」という作り方に沿っていることがわかりました。
ヒーローズジャーニーとは…「スター・ウォーズ」「マトリックス」「ハリー・ポッター」に用いられている作り方です。
日常の世界があり→何らかの理由でその日常が得られない状況になる→賢者（指導者）と出会う→後戻りできない冒険に乗り出す→新しい世界のルールを学び、宝を持って日常の世界に戻って幸せを手に入れる。
これを用いれば人々を熱狂させ感動させる鉄板の「シナリオ」になると言われています。
最初からこれを意識して作ったものではなかったのですが、みんなで作り上げていった結果、たどり着いた鉄板の「シナリオ」でした。

こうして、私たち浦和クラブで作り上げたシナリオは最高の形で幕を閉じました。
途中でモチベーションが保てなくなるような時もありましたが、この喜びへと導いてくれた仲間に改めて感謝しています。
そして、さらなる神話を作るため仲間と共に新たな冒険へと船出したいと思っています。